2014年5月18日日曜日

リターンあるある。

2日続けてエエ天気です。富士山もよく見えていた2日間でした。
金曜日の夜に帰ってきてから家から1歩も外に出ていません(涙)

本来ならば箱根に走りに行く気候なんですが『肉』で記載の通り、
バイクに乗れないので思う事を『リターンライダーあるある』で。


 ◎サイドスタンドをしたままローギアに入れるとエンジンが切れる。
    →今のバイクはみんなこうなってるのね。

 ◎ヘッドライトONのスイッチが無い
    →法律でライトONが義務付けられた。だからハイビームとの切替しかない。
    →知らんかった。

 ◎革ツナギを着ている人が非常に少なくなっている。
    →どっかの峠に行けばウジャウジャ居るのかなぁ。

 ◎バイク用品店が激減している。
    →ナップスやライコランド、南海部品くらいしか無い。昔はいっぱいあったが。

 ◎SAとかで、たむろしているバイク乗りは殆どがオヤジライダー。
    →私も、その1人ですが。平均年齢52歳やもんね。

 ◎ツーリングで対面から来たライダーと「ピースサイン」をしなくなった。
    →北海道や観光地に走りに行ったら、みんなやってるのかなぁ?

 ◎リターンライダーは、よく「立ちコケ」する。
    →私だけか(照)。

 ◎「肉離れ」したら内出血になる。
    →これは確実です。


<おまけ>
内出血した足です。 


サバラ。

2014年5月16日金曜日

【むかし話】ハイスクールララバイ1

『肉』で記載の通り、当分はバイクに乗る事も出来ないと
思いますので、「むかし話」シリーズを。


私のバイク人生の起源は高校1年だったと思います。

はじめて乗ったバイクは、おばさん向けで爆発的人気だった
『ラッタッター』でお馴染みのロードパルです。

CMは当時、人気のあったソフィアローレンがやっていました。
色々な映画に出ていた人だとは認識してましたが私には
『ラッタッター』の人でしかなく、ギリで「カサンドラクロス」に
出ていた人、くらいしか覚えてません。

このロードパル(通称、ロンパル)に、いち早く飛びついたのが
私の母親でした。ヤンキーではなく、チャリンコより楽だからです。
当時はバイクは不良の怖いにーちゃん(ヤンキー)が乗るもんや。
と思ってました。
母親が乗っているロンパルを時々、乗る(当然、無免→時効)程度でした。

まぁ、このロンパルはカウントに入れないとすると本当の起源は
高校2年かな。ツレがHONDAのDAX50を購入したので、それを
乗らせて(当然、無免→時効)もらいました。ギア方式がロータリーで
クラッチも無かったと思います。非常に乗りやすくツレが遊びに
来る度に自宅の前付近で乗らせてもらっていました。
ツレのDAX50は白色でした。

当時、住んでいた家(羽曳野市)の真ん前はドブ川でした。
左側に写ってるのが、ドブ川です。

ある日、DAX50とは違うツレがSUZUKI  RG50で自宅に遊びに
来たのでした。
ちょっと乗らせて(当然、無免→時効)もらったのですが・・・・。
(『天丼』。関西人のアナタなら御存知と思います。)

RG50はクラッチの付いたバイクです。この時に事件は起こりました。
家の前でRG50でUターンしようとした時に操作を誤って
ローギアのままドブ川にダイブ。川自体は浅いので怪我はなかった
のですがRG50が・・・。

直ぐにRG50を引き上げたのですがクラッチレバーが折れまして・・・
(この当時からクラッチを折っていたのだった)

結局、クラッチレバーの代金を払いツレには許してもらいました(笑)

そんな事件があったからではないのですが免許を取ってバイクを
買おうと思いたちました。
当時は、「3ない運動」(免許を取らせない」「買わせない」「運転させない」)
が流行っていたのですが、なんとかゴマかして原付免許取得。
 (注)「3ない運動」を知らない人はググってください。荒れた時代でした。
 

免許を取った事を、親戚のにーちゃんに話したら、もう使ってないバイク
があるから。と言ってHONDAのCB50をタダ(無料)でくれました。

後部の工具入れの蓋がよくパクられました。

ここからが私のバイク人生のスタートです。


続く。(どう続くねん)

2014年5月13日火曜日

昨日の通勤時に茅ヶ崎駅の階段(下り)で、あと3段のところで
ちょっと目測を誤ってクラっとなって2段ではなく3段目(地面)
まで飛び降りるみたいになってしまいまして、左足から着地!

超・激痛が! 「ふくらはぎ」が激・硬直! そのまま地面に倒れて
しまいました。 (痛・痛・痛・痛・痛)
(通勤時間で迷惑だったかもしれませんが)階段に座り込んで
 「ふくらはぎ」をモミモミしましたが、いっこうにマシになりません。

30分くらいして、なんとか歩けそうなので階段を上り改札を出て
タクシーで自宅へ戻りました。あまりにも朝、早かったので病院
ではなく一旦、帰宅しました。

8時15分頃に念のために、いつも通っている総合病院に電話を
したのですが、その病院は月曜日は整形外科はやってないそうです。
(やんわり、「なんでや!」と質問をすると専門医が居ないから。だそうです)
ネットで他の病院を探して、診察に行きました。
(歩けないので、勿論、タクシーでGO!)

9時頃に受付を済ませて待っていると10時30分頃に、やっと
レントゲン撮影。そして更に待って、やっとこさ12時頃に診察。
結果は、予測通り、「肉離れ」で全治4週間でした(涙)
少なくとも2日間は足を動かさずに養生する様に言われました。

処方箋を持って病院近所の薬局に行くのもツラかったのですが
ポチポチと足を引きずりながら湿布をもらって、またまたタクシーで
帰宅(この日、3回目のタクシー)

左がちょっち腫れています。元々、でかい足ですが。

以前から計画していた、来週の「リターン特訓」も行けそうにありません。
そもそも、バイクの特訓の前に基礎体力を付けなアカンっすね。

今回は、バイクの話でなくスイマセン。
暫く、バイクにも乗れないので、また「むかし話」でも書こっかな。


ばいなら。

2014年4月30日水曜日

【むかし話】ライダーズクラブ『SeaBreeze』 第9回以降(最終回)ツーリング

昔のネタでよくもここまで続けたもんやと思います。
『SeaBreeze』ネタは今回が最終回となります。
最後なので蔵出し総集編という事で、ちょっと長文(いや、かなり長文)。

9回目以降は順番をよく覚えていないのですが、月1回ペースの
ツーリングは継続していましたが毎回、誰かがトラブル(事故)でした。
(この頃からアルバムに写真がちゃんと整理されておらず)

 
 
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■谷瀬の吊り橋(十津川) 【転倒者:MVX】→私です。
  紀伊半島のほぼ中央にあり西村京太郎サスペンスでお馴染みの十津川にある
  「谷瀬の吊り橋」に行きました。


メチャ怖い吊り橋です。

彼女を連れていけば「吊り橋効果」Good。
  
  南の方なのに堺市に住んでいた私も、いつもの集合場所であるクラブセンターに
  集合しました。自宅近くを走って十津川に行くのに・・・。
  (誰かさんと同じで走りたい年頃でした。)
いつものクラブセンターです。
 
  2ストの燃焼オイルのせいで、いつもは最後尾を走らされていましたが、この時は
  通学で、ほぼ毎日走っていた中央環状線だし交通量も多いので、徐々に前に前に
  1番の「楽しいどころ」である松原のロータリー(正確には美原のロータリー)に
  さしかかった時に事件(事故)は発生しました。

  先頭のヤツを抜いて、更にトラックもひょいひょいと交わして90度の左コーナーへ。
  そして素早く切り返して180度の右コーナーへ飛び込んだ時に、「水?」→「油?」
  と思ったら、もうガッシャーンと転倒して路面を滑ってました。
  後ろのトラック(さっき抜いたヤツ)は急停車してくれたお陰で轢かれませんでした。
  ヤバかったぁ。
  原因は、油が流れていていた為です。(バンク中だったし簡単に滑っちゃいました。)

  
  被害は意外にも少なく右側に出ているチャンバー(上側)が下を向いて曲がって
  しまった(見た目が悪くなっちゃいました)のと右バックミラーが折れた事です。
  後は、私の心が折れそうになりましたが、ここで私がリタイヤしたら示しが
  つきませんのでショックを覆い隠して気持ちを奮い立たせました。
  幸運な事(?)に走りには影響が無いので、そのままツーリングを再開する事に。
  (途中のバイク用品店で右ミラーも購入)
 
この下を向いたチャンバーは、手放すまでこのままでした。

  余談ですが、私が転倒したので後続のツレ達は全員停車。ほんでMVXを
  おこして歩道に押し上げてたら単独で走ってきたVT250が我々の事を
  ギャラリーと勘違いしてエエ格好を見せようとしたのか、「はんぐお~ん」。
  ガシャーン。。。!ものの見事に私と同じところで転倒。
  私より「下手くそな転倒」(転倒に下手も上手いも無いけど)だったので
  車道と歩道の段差にリアからぶつかって、なんとリアが「海老ぞり」状態
  になっちゃいました(悲惨)。勿論、僕たちが助けてあげました。
暴走族みたいなリアになっちゃったVT250さん。
(赤の他人です。)



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■青山高原 【転倒者:CB750】
  以前、飛騨高山へのミッドナイトランをした結果、名神&R41でMVXの
  エンジンを焼き付かせた事を書きましたが、その時に解体屋からエンジンを
  安く買ってきてくれてピストンの交換までしてくれたツレが主人公です。

  伊賀上野で休憩している時からCB750のタイヤがすり減っていて、とっくに
  タイヤ交換の時期が過ぎてるねん。と言うてたのですがCB750は鈴鹿の
  4時間耐久やサンデーレースに出ており、そっちに資金が必要なので普段は
  大病(金欠病)にかかっておりタイヤ交換する金がなかったそうです。
  なので、ダマしダマしすり減ったタイヤで走っているとの事でした。

霧が凄かったっす。

黄色いヘルメットがCB750です。

  伊賀上野から大阪方面に帰る道(センターラインの無いワインディングロード)を
  走っていたのですが、それまで後方を走っていたCB750が本気を出して仲間を
  抜いて2番目を走っていたRZ-Rを軽くブチ抜いてきました。
  そして先頭を走っていた私の背後に。勿論、CB750の後にはRZ-Rが追走。

  次のコーナーで私は、でっかいCB750にIN側から驚愕の速度で抜かれました。
  私もRZ-Rも『SeaBreeze』ではそこそこ速く走っていた方なので2台とも燃えました。 
  
  ここで負けてたまるか~っ。と追随したのですがコーナー2つで見えなくなりました。
  あの、でかいCB750を原チャリみたいにブンブン振り回して膝をガリガリ擦って
  コーナーを駆け抜けるのです。信じられん。
  暫くしたらスピードダウンして待っててくれたので再び、RZ-Rとチャレンジしました。

  すると次のコーナーで思いっきりハングオンしているCB750がリアタイヤから
  ズル~っ。って感じで滑っていったのです。よくあるハイサイドかと思ったのですが
  やっぱレースしてるヤツって我々みたいにスロットルを緩めないんですね。

  そのままバイクが滑っていきます。勿論、人間さんもバイクの後を滑っていきます。
  そしてバイクも人もコースアウト。そのまま消えました。川に落ちたのです。
  私とRZ-Rがストップしてスタンドを出してバイクから降りたくらいのタイミングで
  CB750君が川からコースイン(って、復帰早っ。流石、レーサー)

  色々な転倒を見てきましたが殆どはスピードの出し過ぎでコーナーを回りきれず
  自爆する。パターンばかりでしたがバンクさせ過ぎて(タイヤがすり減っていた為)
  バイクごと流れていく転倒を目の前で見たのは初めてでした。
  1.5mくらいの川だったので、みんなでCB750を持ち上げて川が脱出しました。

センター側なんかタイヤの繊維部分が見えてるし
 
この手前てスリップして、そのまま川へダイブ。

  その後、再出発したのですがCB750は1番手で出発していき、転倒した事なんか全く
  なかったかの様にハングオン~。って感じでかっ飛ばしてコーナー2~3個で見えなく
  なりました。普通、転けたら暫くは大人しく走るハズなんやけど。やっぱしレースを
  してるヤツはネジが飛んでいますね。



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■高野山 【転倒者:VT250New】
  今回の主人公はVT250Newです。淡路島で捕まった後、トラックと正面衝突を
  した初心者のVT250くんとは別人です。

  高野山に行ったのですが橋本市を過ぎて紀ノ川(やったと思います)を越えた
  あたりからワインディングに入りました。そろそろ好き勝手に走っても良い
  パターンになったのですが道幅が狭いので最後尾を走っていた私は
  なかなか先行車を抜く事が出来ません。なんとか1台か2台抜いて、
  その前方を走っていたVT250Newに迫りました。
  やっぱ、VT250Newにプレッシャーが掛けてしまったのか、暫くしたら
  VT250Newがスピードを出し過ぎてコーナーを曲がりきれずに転倒~っ。

事故する前かな。1番左側が主人公です。
 
  なんとVT250Newは転倒した結果、左側のハンドルが折れてしまっています。
  ハンドルは折れているけどクラッチレバーとかは大丈夫でした。
  その結果、な・な・なんとハンドルが折れたまま(要するに片手運転ですわな)
  器用にクラッチを操作してツーリングを続けたのでした。

VT250Newの左ハンドルがポッキリと折れている。

判りますか? 左ハンドルがブラブラしてるでしょ。



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■鳥取 【転倒者:MVX】→私です。
  鳥取方面にツーリングに行った時に私(MVX)が普通のなんでも無い
  田舎道を気を抜いて走っている時に突然スコーンと転倒。
  雨上がりだったとはいえ何故、コケたのかも不明。
  普通にコケただけなので無傷(プライドだけは・・・有傷)

MVXが路面につけたキズ

ジャケットが泥だらけジャン。

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■伊吹山 【転倒者:RZ-R】&【転倒者:GPZ750】→これは凄い事故でした!
  近場は殆ど行ったので、ちょっと遠出をして伊吹山に行こう。という事になり
  名神高速を使って行ってきました。参加者は7名かな。
  伊吹山スカイラインまでは、大人しく走っていたのですが大好物のワインディング
  (上り坂)に入りました。
  『SeaBreeze』の突一(「最後の警官S」風に言うとなんですが実際は狂犬野郎です)
  であるRZ-Rが飛び出しました。
  この展開になったら当然、私(MVX)が追随するしかありません。
  確か№3のVF750が居なかったので我々2台の独断場です。
  他の人の事なんか気にせずに2台でガンガン飛ばす飛ばす。

  前方に乗用車が走っていたので少しスピードダウン。しかし、抜きたくてウズウズ。
  「ハミ禁」ですがタイミングを見ていました。そして右コーナーを抜けた時に前方に
  対向車が居なかったので、RZ-Rと乗用車の2台を一気にビューンと抜きました。

  これにRZ-Rが反応。直ぐに私を追い掛けて次のコーナー手前で乗用車を
  抜いたのは良いのですがスピードを出し過ぎて次のコーナーを回りきれず
  オーバーラン。急ブレーキをしたのですが間に合わず、そのままコースアウト。

  この時、私は後ろを見ずにガンガン飛ばしており、絶対にRZ-Rが猛烈に
  追い掛けてくると思ったのでミラーも見ずにしゃかりきになって走っていました。
  そのまま走っていたのですがRZ-Rが来ません。やったね。と思いながら
  少しペースダウンして走っているうちに頂上の展望台に到着しちゃいました。

  暫く、待っていたのですが誰も来ません。
  えっ、道を間違った? それとも誰か事故った? 心配で直ぐに引き返しました。
  暫く走ると、上り坂の時には気がつかなかったのですがトンネルの途中で
  コーナーのRが急にキツくなっているところがありました。
  (上り側からいうとコーナーのRが緩くなっているので気がつかない)

  まぁ、ちょっとピンチな思いをしながら下ったら、メンバーが停車しています。
  コースアウトしたRZ-Rをみんなで担ぎ出しているところでした。
  道の端っこの側溝((写真の右下を注目)に前輪が当たって少しジャンプして
  草むらに着地したらしいです。

  そして、後で分かったのですが、RZ-Rが落ちた草むらのちょっと先(1mもない)
  は断崖絶壁の崖でした。もう少しジャンプしていたらアウトでした。チーン。

ブラックマークがRZ-Rが走ったコース
(彼が立ってるちょっと先が断崖絶壁。)

みんなで引き上げたRZ-R。なんか曲がってるし。

この草の所に落ちた。その先は、「・・・」。

  一応、RZ-Rはエンジンも掛かるし走れそうなので、とにかく頂上の展望台に
  行こう。という事になり事故現場を後にしました。
  頂上展望台で写真を撮ったんですがRZ-Rは勿論の事、みんなのテンションは
  急降下(凹凹凹)です。

転倒直後のRZ-R(1番左)。伊吹山の頂上です。

  腹が減っていたのですが展望台の蕎麦(だったと思う)はメチャ高なので、とにかく
  下山してからファミレスでも行こうや。という事で帰る事になりました。
  RZ-Rはヘコんでるし、私も若干ですが責任を感じて下りは、のんびりと走る事に
  しまして私が最後尾でRZ-Rが、その前を走るという。普段では考えられない
  順番でスタート。

  しかし、スローペースでの走りに我慢出来ずに前のRZ-Rを抜いてちょっと
  ペースを速めました。そして更に前を走っている仲間を抜いたのですが
  バックミラーを見るとRZ-Rがちゃっかり追走してくるじゃないっすか。
  ほんまにヘコんでるんかい。。。

  更に1台を抜いたのですが、RZ-Rもきます。「面白いやん」と思いまして
  その前を走っていたGPZ750を追走。
  GPZ750も我々のプレッシャーを感じたのかスピードUP!
  そして例のトンネルの中でコーナーのRがキツくなるところへさしかかりました。
  私は、さっき1度走ってるのでヤバイのは分かっていたので、「アカン」と思い
  ホーンを鳴らしたのですがGPZ750は、おかまいなしにハイスピードで下りの
  コーナー(トンネルですよ)に突入~っ。

  GPZ750は、Rのキツくなった手前で急ブレーキ。後輪がロ~ック。タイヤから
  白煙ブワ~ン。そのまま対向車線を走ってなんとかコーナーをクリアしようと
  したのですが運悪く、前から乗用車が来ており、乗用車の運転席側の前タイヤ
  のあたりに激突~~~~。
  あのでっかいGPZ750は車を飛び越えて対向車線側の路肩(壁でした)まで飛んで
  いきました。勿論、人間も一緒に車を飛び越えていったのです。
  私は、全てを見ており超・超ビックリしました。

  勿論、急停車してバイクを止めて、駆け寄りましたがGPZ750君は倒れたまま
  動きません。どひゃぁ~っ。ヤバイ・ヤバイ・ヤバイ。秀吉みたい・・・。
  後続のRZ-RともどもGPZ750君を起こしてヘルメットを外しました。
  「息」してました。良かったぁ。
  しかし、足がシビれて動かない。と言ってるし。

  生きてる事を確認したので2次災害を防ぐ為にツレに下りトンネルの入り口で
  事故している事を後続車に知らせる様に頼みました。そして救急車を呼ぶ為に
  別のツレも頂上展望台へ走って貰いました。
  さらに、我々より先行の(GPZ750の前を走っていた)2台を呼び戻す為に別の
  ツレに下に走って貰いました。
  当時は携帯電話なんて「文明の利器」がありませんでしたので、もう大変・大変。

  結局、1時間くらいして救急車が到着。

  救急車が来るまでに乗用車を見るとGPZ750が突っ込んだ運転席側の前タイヤが
  バーストしている上にホイルも変形しており走行不能です。
  ちなみにGPZ750は壁に逆立ち(ハンドル側が下)した状態です。自走は不可能。

  乗用車は家族連れで休日を利用して伊吹山にドライブに来ていたのです。
  運転していたお父さん曰く。突然ロケットが突っ込んできたみたいで、何が
  起こったのかさっぱり判らなかったそうです。幸い、乗用車側には怪我をした
  人が居なかったのは不幸中の幸いでした。

  救急車にGPZ750君を乗せて、救急車の後を追い掛けるチームとレッカー車を
  待つチームに別れました。
  私は救急車チームでしたが救急隊員に「くれぐれも無理して追尾しないでね」
  と釘をさされまして、搬送する病院名を教えられて、ゆっくり来る様に「指導」。
  レッカーチームにも病院名を伝えたのでレッカーの件が片づいたら病院で
  合流するという事になりました。

  我々の事を理解している人は判っている事でしょう。「釘は刺さっておらず」
  救急車を完璧追尾して見失う事なく同時に病院に到着。
  GPZ750君は、レントゲンの結果、幸いにも骨折もしておらず打撲(強い目)
  だけですみました。
  GPZ750はレッカー車で修理工場に直行。結果、GPZ750君は2ケツで帰る事に
  なったので仕方なく(悪い表現ですが)全員、高速を使用せず下道を帰りました。

  
  『SeaBreeze』史上初、1回のツーリング(上りと下り)で2台がクラッシュする
  というエライ1日でした。伊吹山は鬼門か。
  ちなみにGPZ750の事故については、あまりにもマジ過ぎて写真を撮る余裕も
  ありませんでしたので文ばっかでスイマセン。

  ちゃんちゃん。



  ここまで頑張って読んでくれた人には判ってきたと思うのですが当時は
  私自身を含めて私の前後のヤツが必ず転倒してました。
  なので当時、連載していた「あいつとララバイ」に登場した『死神ライダー』から
  引用して私は、『死神ライダー』(って、そのままやんけ)と言われていました。



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■青山高原 【転倒者:GS650G】
  これは、『SeaBreeze』でのツーリングではないのですが、あまりにも
  衝撃(笑劇)的な事故だったので「おまけ」でUPします。

  我々も既に社会人になっており学生の時みたいに『SeaBreeze』での
  ツーリングも減ってきた頃に№1~№3の3人で青山高原に行きました。
  当時、№3のGS650Gは名古屋勤務でして、まぁ中間地点の青山高原
  に集合しようではないか。って事だったと思います。
  はっきりした記憶ではないのですがコーナリングの写真撮影をする為に
  行った様な気がします。

  この3人で行くとガンガン攻めまくるのですが撮影がメインなので、まずは
  1往復して撮影ポイントを探しましょう。という事で普通のペースで走ってました。
  頂上の電波塔(だった様な気がする)あたりでUターンして下る事に。

  GS650G→MVX→RZ-Rの順で走り出しました。
  御存知の通り、青山高原はどちらかというと高速コーナーが多いのです。
  何個めかの左コーナー(下り)を凄いスピードで先頭のGS650Gが突っ込みます。
  私も続こうと思ったのですがホンマかいなぁ~。と思うほどのスピードです。
  当然、私は自分なりのスピードに減速します。

  ほんなら突然、前のGS650Gの後輪から白煙が。。。(後輪がロックしてます)
  そのまま対向車線をつっきって空き地(セーフティーゾーン)までも突き抜けて
  土手(約4~5m)を駆け上がっていきました。

  まさに発射台から飛び立つロケットです。バ・バ・バイクが飛んだぁ~。
  ♪ハーバーライトが朝日に変わ~る♪ その時、バイクが翔ん~だぁ~♪
                          (By MACHIKO WATANABE)
  

  その後、GS650Gが空から落ちてきました。(スローモーションの様に)
  ほんま、マンガみたいでした。
  運良く落ちてきたところは空き地(セーフティーゾーン)で比較的柔らかい
  土の上だったので彼に怪我はありませんでした。
  その代わりと言ってはなんなんですが、GS650Gの左ハンドルが下方向に
  曲がっています。ウィンカーのあたりまで曲がっていました。
  そりゃぁ、でっかいGS650Gが落ちてきたのだから、なんぼ柔らかい土でもねぇ。

彼が指差している先の土手を駆け上りました。
ブラックマークが一直線に続いてるでしょ!!

折れてないが・・・。

GS650G(左)と突一のRZ-R(右)


  そもそも、あんな高速でクリア出来る訳も無いのに、何故、GS650Gは
  驚愕のスピードを出したのでしょうか?
  社会人やねんから、もう少し落ち着かなアカンのにね。

  この事故のお陰で撮影会もおじゃんになってしまい、早々と青山高原を
  後にしたのでした。GS650Gは、曲がったハンドルのまま名古屋へ。
  私とRZ-Rは普段通り、カッ飛びで大阪まで帰ったのでした。
  ちなみに、GS650Gは、この後、VF750に乗り換えたのでした。


  <おまけのおまけ>
  GS650Gがロケットジャンプを決めてくれた時も私の前を走ってましたが
  流石に『死神ライダー』なんて言われる事は無かったでしゅ。




さて、ここまで綴ってきましたが我々も社会人になり仕事も忙しくなって
バイクに乗る機会も減っていったのでツレと一緒に走りに行くにも
スケジュールが合わなくなってきて、次第に『SeaBreeze』活動もしなくなり
自然とフェードアウトしていったのです。

なんてたって『SeaBreeze』の全てのツーリングに参加していた私が殆ど
バイクに乗らなくなり3台所有していたバイク(MVX250、RS250、VT250New)
も1台また1台と処分する事になりまして、最後のMVX250を手放した時点で
無茶ばかりしていた『SeaBreeze』は終わったのでした(と思う)。


それから24年。今、CBRでリターンをしたので千葉の人と茅ヶ崎の人とで
『SeaBreeze』を復活させてみようかなぁ。。。
金沢の人、山口の人、姫路の人、そして大阪の夢見る人。連絡待ってます。
(№4のカメさんは今頃、どこで何をしているのだろう・・・。元気かなぁ。)


ふぅ~。やっと終わった。

2014年4月26日土曜日

GW(前半)ですね。

今日は、天気が良かったですね。なのでバイクに乗ってきました。

当初はツレと日帰りツーリングをする予定でしたがモロモロあって
茅ヶ崎から相模原(宮ケ瀬湖)経由で「道志みち」を通って山中湖に
ソロツーリングしてきました。

昨晩はノンアルコールで帰宅したので今朝は楽々、早起きできまして
7時に出発。と言っても自宅からはバイクを格納してある『秘密基地』
までチャリンコで行くのですが・・・。
ライダーズジャケットを着てヘルメットを持って(勿論、被ってませんで)
チャリンコで移動してからバイクカバーやらなんやらを片付けてたら
ギアをローに入れて出庫したのは7時30分でした。

自宅でチェックしたGoogleMapでの記憶と土地勘とスマホのマップだけが
頼りなんですが厚木周辺で迷ってしまいまって、宮ケ瀬湖まで1時間程度
で到着。トイレ休憩だけして次へ。道も空いているし快適です。

R413(「道志みち」)を快調に走っていると、『道の駅・どうし』に到着。

『道の駅・どうし』では、桜が見ごろ。

鮎(400円)。

GWの初日です。バイクだらけやった。CBRはどこに?


その後、山中湖を経由して箱根を走ってから西湘バイパスへ。。。

初めてETCを使いましたが予想以上に便利っすね。割引もあるし。
料金所から加速している時、前後ともに視界良好(全然、車がいません)
だったので、ちょっと「フル加速」してみました。
やっぱCBR1000RRは速いね。「あっ」という間に◯◯◯Kmまで加速
したのですが海からの横風と◯◯◯Kmのスピードでビビってしまいまして
リミッターまでは到達しませんでした。(法定速度の範囲内ですので・・・・・。)

殆ど、休憩もせずに走ってたので7時30分に出庫して格納したのは
なんと13時頃でした。帰宅してシャワーしたらウトウトとして昼寝しちゃった。


だいたい300Kmのツーリングでした。
<茅ヶ崎~宮ケ瀬湖~山中湖~箱根ぐるぐる~小田原~茅ヶ崎>

明日も走るかな。

2014年4月24日木曜日

イナイチ。

所要の為に昨日と今日の2日間、大阪(箕面市)に行ってきました。
そこで、懐かしいものを見たのでゴチョゴチョ書きます。

目的地はR171(関西人は「イナイチ」と呼ぶ。「ナギイチ」はNMB)
沿いのなので千里中央からタクシーに乗りました。

私がMVX250の時に初めてタイヤ交換(ブリヂストンのバトラックス)
をした『タイヤセンター・箕面店』が近くにあった様な気がするなぁ・・・。
でも。見つける事が出来ませんでした。
ネットで検索したら、目的地の少し先に現存してました。

その後、もっと懐かしの『南海部品:箕面店』の横を通りました。

走ってる車中から撮影(画質悪っ)

車は、南海部品の横を通り、 「イナイチ」を神戸方面へ。
クシタニも、まだあるやん。懐かしいなぁ・・・。
(カメさんの布ツナギが思い出されます)

さて、もうすぐ例の交差点や。と思いながら町並みを眺めていました。
『例の』とは、前述の『タイヤセンター』でバトラックスに履き替えた時に
友人のRZ-R(ホンマによく登場します。この時はRSやったと思う)と一緒
だったのですがグリップ力が強いバトラックスを履いたのだからテストがてら
六甲山へ走りに行こう。という事になり走っていたのです。
交換したてのバトラックスは、少し車体を倒すとグゥ~ンという感じで自然と
バンクしていく様な感覚になるんです。
「こりゃぁ凄げぇ」って感じで、ますます六甲山での走り始めに期待がUP↑

そして最初の交差点である「夫婦池交差点」に差し掛かった時・・・。
『ハイグリップタイヤやんけ~』と心の中で呟きながら思いっきりハングオン~。
そのまま転倒~。やってもた。新品タイヤの場合は「皮むき」をしないと危険です。

そんな例の交差点までには行かなかったのですが「イナイチ」にはバイク・車関係の
店が多いでんな。


ご機嫌よう。さようなら。

2014年4月18日金曜日

【むかし話】ライダーズクラブ『SeaBreeze』 第8回ツーリング

先日、大阪に出張で戻った時に昔、使用していたヘルメットを改めて見たら
メットに貼ってあるステッカーが「RIDERS' CLUB  SeaBreeze」となって
いました。やべぇ、「Touring CLUB  SeaBreeze」とちゃうやん。

インレタと定規(ボールペン)で自作したステッカー

なぜか顎ひも部分の金具が釣り糸で縫ってあるメット(左側)
右側のメットをよく使った。他にもオムニのメットもあったが。。。
 
 こんなメットもありました。
 
埃だらけのメットもあった。

KYON・KYONもあった。

なので、これまでのタイトルをこっそり訂正しちゃいました。



さて、8回目は、「城崎」に1泊で行きました。

当時は学生だった事もあり、ほぼ毎日バイクに乗っていました。
通学は片道30Kmで往復60Kmなのですが、行き帰りとも寄り道
ばっかしていたので1日70~80Km近く走っていたと思います。
それに1ヶ月に1度の『SeaBreeze』ツーリング(毎回400Km程度)
があり、なんやかやで月に2,000Kmは走っていました。
その為にメンテナンス(オイル、プラグ、タイヤ、チェーン)はマメに
やってたんすよ。のはずが・・・。

この時の城崎ツーリングでも走っている時にチェーンから変な音
(たるんでガチャガチャ)がしていました。
途中で調整(後輪タイヤの車軸をナットか何かで締めるか緩めるか)
してたのですが限界まで引っ張ってダマしダマし走っていました。
(それでもチェーンはかなり緩んだ状態でした)

日本海沿いの道(多分、マリンライン)を走っている時に突然、後輪が
ロックして急停車。(奇跡敵に転倒せず)
バイクを降りて見てみるとチェーンが外れてスプロケとホイールの間に
噛み込んでいます。力まかせにチェーンを外そうとしても駄目です。
まぁ、チェーンが切れてなかった事が不幸中の幸いでした。
コーナーリング中ならば確実に転倒していました。

チェーンが全く外れないので後輪の車軸(写真・右のインパルスのF君が
持ってるボルト)を抜いてタイヤごと車体から取り外す事でなんとかチェーンを
取り除きました。

夕暮れせまる中、タイヤを取り外している時です。
(うちの連中は笑ってるだけで手伝ってくれましぇん)


なんとかチェーンも装着して走れる様になったのですが、チェーンをカットする
工具も持っていないので注意しながら走って、宿泊予定の宿に到着しました。


翌朝、最寄りのバイク屋を探してチェーン詰めをしてもらいました。



チェーンを詰めたので走りもバッチぐ~。



日頃からのメンテナンスは大事ですぞ。そしてツーリングは終わるのでした。


余談ですが我々が行った2年後に強風の為に列車が余部鉄橋から
地上に落下してエライ事故になりました。

【ウィキペディア (Wikipedia)より】
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1986年(昭和61年)12月28日13時25分頃に香住駅より浜坂駅へ回送中の客車列車(DD51形1187号機[100]とお座敷列車「みやび」7両の計8両編成)が日本海からの最大風速約 33 m/s の突風にあおられ、客車の全車両が台車の一部を残して、橋梁中央部付近より転落した。転落した客車は橋梁の真下にあった水産加工工場と民家を直撃し、工場が全壊、民家が半壊した。回送列車であったため乗客はいなかったが、工場の従業員だった主婦5名と列車に乗務中の車掌1名の計6名が死亡、客車内にいた日本食堂の車内販売員3名と工場の従業員3名の計6名が重傷を負った[101][102]。なお、重量のある機関車が転落を免れたことと、民家が留守だったことで、機関士と民家の住民は無事だった
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当時の余部鉄橋(味があるねぇ)

現在の余部鉄橋


僕たちの余部鉄橋




ばいなら。次回、最終回(?)