この当時は、SeaBreezeの№3である、CBX400の◯川さんが
峠では1番、速かったと思います。街中での走りでは私とCB250RSの
ツートップがダントツでしたが(自慢)。
当時、CBX400は西宮に住んでいたので仲間に内緒で、よく
六甲山へ早朝トレーニングに行ってたそうです。
なので、 私もCB250RSもCBX400に六甲山を教えてもらったのです。
今も同じと思うのですが有料の表六甲も裏六甲も上り口のところに
料金ゲートがあったので、一般道の夙川から甲陽園の通って
六甲山に上ってサンライズドライブウェイ(多分)から表六甲を下って、
表六甲の料金所のところでUターンして再び上に。これなら無料!
それと気分によっては裏六甲にも行きましたが、裏六甲も同様に
料金所のところでUターンです。
なんせ学生ですので無料が1番です。
CBX400は、ノーマルだったのでバンクさせ過ぎるとステップをガリガリ
と擦ってしまうのです。CBX400のステップは可変なので◯川さんは
コーナーではIN側のステップを立てた状態で走ります。
この時は正直、「すげぇ」と思っていました。
ここで面白い話を1つ。青山高原に走りに行った時の話です。
この時、私は参加していなかったのですがメンバーは4名。
№2のCB250RS、
№3のCBX400、
№4(カメ)のGSX250E、
№7(初登場)のCBX400インテグラ
当時はCB250RSは、まだまだ大人しくしていて、№3・CBX400が
優位を保っていました。青山高原まで走って頂上の方で休憩して
「さて、帰るか」となった時に、ダウンヒルで事件が。
順番は、CBX400→GSX250E→CB250RS→CBX400インテグラです。
先頭のCBX400は、いつも通りにIN側のステップを立てたまま凄い
スピードでバイクをバンクさせて走っていたそうです。
当時はバンクさせればさせる程、高速でコーナーをクリアできる。
と考えていました。普通に考えれば限界はあるねんけどネ。
ちなみに№4のカメさんは、典型的な「子分気質」で親分役のCBX400
の後を「金魚のフン」みたいに付いていくタイプです。
私の会社にも「子分気質」の人が大阪・本町に居ますが・・・。
カメさんは免許取得は勿論、バイク購入もCBX400さんの後を常に
追いかけています。
当然、バイクで走る時も同じで「親分」のCBX400が行くところならば
必ず、「子分」のGSX250Eはついていきます。
話は戻って、青山高原のダウンヒルです。青山高原の最終コーナー
(コーナーを抜けると直ぐに一時停止がありR165に突き当たります)
に突入する時です。CBX400はガリガリしながら右コーナーをクリア。
その後に続くのは、GSX250Eです。同じスピードで突っ込みます。
№4のGSX250Eの、『クソ度胸』はピカイチです。
事件は赤丸のところで発生しました。
ここで残念なお知らせです。
GSX250Eのステップは固定式です。CBX400の様に可変ではないのです。
昔のバイクはステップ固定式のものが多かったです。
さて、青山高原の最終コーナーをCBX400を同じスピードで突っ込んで
ウルトラバンク~。前を走るCBX400はステップを立ててクリアしますが、
GSX250Eステップは固定です。ガリガリ~クリア。とはいかずにガリ。
ガ~ン。グル~ン。グル~ン。グル~ン。ド~ン。
何が起こったかというと、御想像の通りGSX250Eはバンクさせ過ぎて
固定ステップが起点となり『コマ』の様にグル~ン。と大回転~~~。
カメさんは、バイクごと飛ばされました。どーかーん。
私は実際、見てないので、いまいち臨場感のある話が出来ませんが
№4のGSC250Eの『クソ度胸』による『コマ』事件としてSeaBreezeでは
後々まで語り継がれるのでした。
なんせ当時の赤いCB400は速かったです。ホンマに凄かったでぇ。
しかし、1年もしないうちのに私とCB250RSに肉薄されて簡単に
追い抜かれたのです。ちゃんちゃん。残念!
だからかどうか知りませんがCBX400は、こっそり「限定解除」を受験して
何回目かに合格してCBX400からGS650Gに乗り換えたのでした。
まぁ、大排気量に逃げたんすわ(笑)
大排気量になった№3は、どっしりかまえた大人走りになってしまい
街中での無茶走りや中低速の峠ではCBX400時代よりも遅くなり・・・。
全然、脅威を感じる事なく、平凡な№3となったのでした。残念!
後日、GS650Gは同じく青山高原で豪快にやっちゃいました。
(SeaBreeze編の最終回の「おまけ」の大空へのジャンプを参照)
それでも№3さんは、SeaBreezeでは3番目の速さでしたヨ。
フォロー・フォロー・フォロー。フォローになってるかな。
しかし、早くリターンしてくれへんかな・・・・。