2014年4月9日水曜日

【むかし話】ライダーズクラブ『SeaBreeze』 第2回ツーリング

第2回目は、1月に決行したので少しでも暖かいところを求めて、なおかつ
1泊しようという事で広島県・呉市の「野呂山(のろさん)」に行きました。
メンバーは少数精鋭(?)の4名(№1~№3の3名とインパルスです)

左からGS650G、GSX400FS、MVX250、RS250
(おいおいRS250、オレに近付き過ぎや。あっ。俺か)


いつも通り大学のクラブセンター前で待ち合わせ。GS650Gの人は西宮に
住んでいるのに、わざわざ東大阪まで来たのだ。
後で、西宮を通り過ぎて更に西に行くのに(バイクに乗りたい年頃でした)

400Km弱ですが阪神高速の東大阪線~神戸線、そして加古川バイパス、
姫路バイパスを乗り継ぎ、R2を西へむけてひた走りました。
途中から天候が悪くなり雨がパラパラ。パラパラ。ザーザー。

テキトーに休憩しながら到着した野呂山の麓(JR安芸川尻駅付近)。
ここから『さざなみスカイライン』を一気に駆け上がる予定でしたが
雨で路面が濡れている為に普段より遅いペースで走ります。
1月だし、雨だし、グローブごしの手は寒くて感覚がありません。
それでも登る・登る。

次第に路面の雨がシャーベットみたいになってきてヘルメットに当たる
雨も雪になってきて・・・・。
登れば登るほど路面が雪になってきて、もうシャーベットとか言うてる
場合ではなくなってきてスキー場に来たみたです。
かなり登ったところでインパルスが雪で転倒しました(やっぱし)。

バイクでこんな雪道を走ったのは後にも先にもこの時のみ。


一旦、止まって、どうするかを4人で検討。
このまま無理してバイクで登っても翌朝に雪がやんでいる保証もないし
まして凍結なんてしてしまったらエライ事です。
そもそも身体が冷えまくって冷静に考えられません
(こんな雪山をバイクで登るという時点で冷静ではないのですが・・・)

そこで、『さざなみスカイライン』のスタート地点である安芸川尻駅近辺に
ホンダSFがあった事を誰かが思い出したのです。
下山してホンダSFに頼み込んでバイクを預かって貰おうという都合の良い
結論となり、雪の乗り坂でUターン。ここで誰かさんも雪の為に転倒。
ビビりながら下山。ホンダSFさんに事情を話して1晩、バイクを預かって
貰う事になりました。ありがとうホンダSFさん。

そこから宿(国民宿舎)に電話してマイクロバスで迎えに来てもらいました。
マイクロバスは当然、チェーンを付けていますが途中で雪の為にタイヤが
空回りするくらいの豪雪です。

改めてバスの中から雪景色を眺めていると、先程、インパルスが転倒して
みんなで相談した場所まで来ました。そこからコーナーを2~3個登ったら
宿でした。なんや、かなり惜しいとこまで登ってきてたんや。残念!

すぐさま、お風呂で冷え切った身体を温めたのですが湯船で肌を押すと
筋肉の部分が冷たいままです。まさに身体の芯まで冷えてる状態でした。
脂肪はいっぱい付いてるけど役に立たず(ぶひー)。


翌朝はそこそこエエ天気でしたが見事に積っていました。
当然、宿のマイクロバスで麓まで送ってもらい、ホンダSFさんに到着。
丁重に御礼を言って呉を後にしました。
やっぱしホンダSFは我々の味方や。ホンマに助かりました。

現在では「ホンダSF」って無くなってるんですね。



走ったコース(当時はマメに記録を残していました) 


私のバイク歴の中でも5本の指に入るくらい辛くて印象に残る旅でした。

ちゃんちゃん。

2014年4月6日日曜日

1ケ月

今日で納車されてから1ヶ月が経ちました。
(低速立ちコケをしてからも1ヶ月やけど)

昨晩の時点では箱根ターンパイクに行こうと思って
いましたが、天気がいまいち(降雨確率60%)なので
バイクに乗るのはヤメにしました。

でも、月極め駐車場代金の支払いをする必要があるので
駐車場に向かいました。10,000円/月ですがちゃんと
新税率込みで10,800円です。
(なんと毎月、現金払いなのです)。

バイクには乗りませんでしたがセル起動でブオ~ン、ブオ~ン
とエンジンを回しておりました。

あと1ヶ月でGWなので、そこまでに、もう少し「乗れる」様に
しておきたいもんです。


駐車場からの帰りに雨が降ってきてちょっと参りました。

2014年4月4日金曜日

【むかし話】ライダーズクラブ『SeaBreeze』 第1回ツーリング

この前は結成の事を書きましたが、これからは実際に行ったツーリングの
思い出を話をさせて貰います。

『SeaBreeze』の第1回ツーリングは、身内メンバー6名とツレのツレみたいな
感じで色々な人に声を掛けて参加してもらいました。
知らない人達は6名(オジサンや革ツナギの女性等々)でオリジナルメンバー
と同数です。ヘタすると乗っ取られるやんけー。
ちなみに知らない人達の事はまったく記憶に無いですワ。

赤いダルマみたいなのが居る。


行き先はダルマではなく、タヌキでお馴染みの「信楽」です。
最初なので無茶な走りをする訳でもなく真面目なツーリングで終わりました。
というが殆ど覚えてないっす。






特に思いでもなく終~了。

第2回は盛り上がりますのでお楽しみに!

2014年4月1日火曜日

【むかし話】ライダーズクラブ『SeaBreeze』 結成

昔の話なんですが学生時代から社会人4年目くらいにかけてにバイクに
乗っている友人らとツーリングクラブを作っていました。

クラブ名は、侃々諤々した結果、『SeaBreeze』と名付けました。
月1回のペースでツーリング(という名の峠走りや街中の爆走)したり
会報を出したりステッカーを作ったりしていました。

その頃の話を思い出しながら、そして昔の写真を見つめながら
綴っていきたいと思います。
おっさんの「あの頃は良かった~」という手合いの話です。


先日、実家に戻った時に壊れたピストンと一緒に発掘したのが以下の
メンバー一覧のカード(パウチしてました)です。
 昔のメンバーです。№1が私です。   (^_-)-☆
№2は、飛騨高山で一緒だった人です。"(-""-)"
№3は現在、茅ヶ崎在住の人です。    ( ゚Д゚)

今更ながら見直したらメンバーは19人だった。
(名前を見直すとユーレイ会員も居たなぁ)



それと、メンバーズカード(ちゃっちい)なんかも見つけちゃいました。

ツーリングに参加する度にスタンプ(乙女ちっくっすね)


余談ですが、社会人1年目の時に難波のゲームセンターで置き引きにあい
財布ごとパクられたのですが1週間後くらいに心斎橋の百貨店のトイレで
空っぽの財布が見つかったと連絡がありました。
警察曰く、財布にメンバーズカード(上の緑色のヤツね)だけが入っていて
そこの記載の電話番号に連絡したとの事でした。
結局、このカードとボロボロの財布が戻ってきました。なかなか貴重なものです。
当時のメンバーで未だに持っている人は居ないのではないでしょうか。


当時のメンバーだった人からのコメント待ってます。
それでは、今日はこのへんで。

2014年3月31日月曜日

モーターサイクルショー2014

「モーターサイクルショー2014」の初日(3/28)に行ってきました。
平日ですが午前中に用事があり休みましたので午後からビックサイトまで
電車で行きました。
友人(社会人)も上手く仕事を調整して参戦。なんと彼は毎年、金曜日に
来ているとの事。←やるねぇ。


ビックサイト。


その友人曰く例年になく来場者が多いとの事(なんせ毎年、仕事をサボって平日の
金曜日に来ているので判るらしい)。
先日の日経新聞に掲載されていた通り、久しぶりにバイクブームの兆しがあるみたいです。
そのブームを牽引しているのは10代~20代をバイクブームにどっぷり浸かって
今は家庭もひと段落した「リターンライダー」だそうです。オレオレ!
そしてライダーの平均年齢は52歳との事。ドンピシャです。

モーターサイクルショーの詳細は雑誌をご覧ください。


隼(GSX1300R)の日本仕様。めちゃデカい。
 

参考出品の『リカージョン』。エエ感じやね。
(600cc水冷並列2気筒インタークーラーターボ)
 
 
 
それで翌日の土曜日に展示されていたMITSUBAのバイク用ETCをナップスで
購入しました。消費増税前の影響なのか取り付け開始まで2時間30分待ち。
作業自体は1時間弱でした。
 
 


2014年3月25日火曜日

箱根

22日(土)は、めちゃイケSA(足柄山SA)に行ってから箱根。
そして、宿泊です。

めちゃイケSAは混雑が予測されるのでオープン時間の
8時到着を目論んで6時頃に自宅を出る予定でしたが
目覚めたのが8時過ぎ。結局、出発したのは9時30分。

西湘バイパスで小田原まで行き足柄山を目指します。
足柄山峠はセンターラインの無い低速コーナーが続き
なかなかスリリングな道です。
道幅が狭い上に対向車が見えないので「読み」ながら
低速コーナーを抜けるという、(昔なら)得意分野の道
なんですがオヤジになったタコライダーにはキツいです。

先日の箱根では凍結を理由にへっぽこ走りをしていたけど
今日はエエ天気やし気温もそこそこなので言い訳ができん。
なんと言っても適正なギアをチョイスしての安定した走りが
できていません。(コーナー中が不安定)。
それとライン取りが悪くてクリッピングがいまいちです。

なんにせよタコ走りで足柄山の下りの途中にある「誓いの鐘」
で休憩。富士山が綺麗に見えてました。

「誓いの鐘」を鳴らす相手はいずこに・・・。


ここで休憩していたビックスクーターの初老カップル(多分、60歳くらい)が
私より先にタンデムで出発。すぐ後に出発したのですが追いつきません。
まさか、スクーターやし初老のタンデムなのに追いつかないなんて・・・。
ここまでヘボになってるんかいな。少し気を引き締めてスピードアップ。
それでも見えない(涙)。
峠を下りきって東名高速を超えて市道に出て信号待ちしてたら後ろから
例のタンデムスクーターが到着。
なんや違う道を選んだのか、もしくはどっかで抜いたんや。
良かった良かった。一安心(こんなんで安心したらアカンねんけど)


しばらくして一般道から、めちゃイケSAに入る事が出来る「ぷらっとパーク」に
到着しました。時間は当初の予定を大幅に遅れて12時頃でした。
スタートも遅いけど途中で遊び過ぎました。
バイクを止めて2~3分ほど歩くとSA側に。しかし、春休みやし3連休やし
昼時やし、えらい混雑してます。
特にB級グルメのところは各ブースごとに50人以上が並んでます。

並ぶのは面倒やったのでロッテリアで昼食をすませませて、天気も良いので
ブーツまで脱いで1時間程まどろんじゃいました。

ちなみに、めちゃイケSAは半年間延長になり今年の9月末までやってるから
平日に休みを取った時に再チャレンジします。

「足柄山の金太郎」 ではなく「ウン太郎」だそうです。


めちゃイケSAを後に「箱根スカイライン」、「芦ノ湖スカイライン」を駆り
芦ノ湖畔に到着したのは15時頃です。電車で来る友人に連絡をすると
16時頃にホテルに到着するとの事なので調整しながら走ってホテルへ。


ナンバープレート部分を画像加工しちゃいました。 
 (念の為ですが、ちゃんとプレートは付いてますヨ)

実は、私以外の人達(5人)が箱根に1泊で遊びに行くという計画を立てて
いたのを聞きつけて3日前に急遽、追加で参加させて貰う事になりました。
そんなこんなでチェックインして直ぐに風呂に(当然、温泉です)。
夜は美味い料理に舌鼓をうちつつ宴会(コンパニオン系はありません)で
盛り上がりました。

翌日の23日(日)は朝食後、8時45分にチェックアウト。
他の人達は美術館に行ったのですが私はホテル前で別れて1人で
箱根ターンパイクへ。出発した時間は9時でした。

しかしR1を走って箱根湯本を過ぎたら早々に西湘バイパスが出現。
昨日の「酒」の疲れもあったので、そのまま西湘バイパスに乗って茅ヶ崎へ。
帰宅は10時30分頃(朝ですよ)でした。


<茅ヶ崎→小田原→足柄山峠→めちゃイケSA→芦ノ湖>【約200Km】
<芦ノ湖→小田原→茅ヶ崎>【約60Km】

2014年3月21日金曜日

懐かしい。

長文です。頑張って読んでね。


先日、大阪へ行ってきました。
仕事での出張だったので残念ながらバイクではなく新幹線でした。

今回、実家で探さなければならないと思っていたのは昔のバイク関連の
「品」です。
それは、大昔、私が1番長く乗り続け・1番多く転倒し、そしてよく捕まった
時に乗っていたバイクであるHONDAのMVX250Fの「品」です。

御存知の方もいると思いますがHONDAのMVX250Fは走り屋全盛時代に
YAMAHAのRZ と SUZUKIのRGγと並ぶ2スト250ccです。
それもV型3気筒です(NSRの前のHONDAの2ストマシンですね)。
このMVX250Fで2回、エンジンを焼き付かせてしまった事がありまして、

1回目は岡山県の中山サーキットに走りに行って調子に乗り過ぎてエンジンを
回し過ぎておじゃんしてしまいました。
この時はバイクを主催者のトランスポーターに乗せてもらい、私は友人の
バイクに2ケツで大阪まで帰りました。
結局、エンジンを積み替え(中古ですが)をしてMVX君は復活しました。

 この後で失速してエンジンが焼き付いた。左が私です。
 



2回目は、ツレ(関西人は友人の事をツレと言う←「うらりん」さんのパクリ)と
飛弾高山に行った時です。この時のツレは、YAMAHAのRZ-R250を乗って
おり2人してガンガン飛ばしました。
実は、我々2人は大学時代に写真部に所属していたのですが、その写真部の
夏合宿が飛弾高山で行われるのでバイクで押しかけたのです。
(写真部史上初のOBが合宿に参上。となったのです)

RZ-Rのツレは社会人1年生(私は、留年していたので、まだ学生)だったので
夜になってから出発。普段は高速なんか使わなかったのですが当日は夜やったし
名神をかっ飛ばしました(メーター読みで140~160Km巡航→2スト250ccの限界)

関ヶ原を過ぎたあたりから、なんかエンジンの調子が悪いなぁ。と思っていたのですが
高速なんで止まる事もせず(というかツレがガンガン飛ばすから止まれず)。
そろそろ小牧インターというあたりで更にMVXが失速。なんとか小牧インターの
料金所まで辿り着いたのですがエンジンが止まりそうです。
「またかぁ。」(MVXはV型3気筒なのでどうしても1気筒の方が調子悪くなります)
と思い、1気筒の方のプラグを抜いてみると着火してなさそうでした。
この頃は常に交換部品であるプラグをバイクに積んでいたので直ぐに交換。

小牧インター付近でプラグ交換中。左はツレのRZ-R


そこからはR41を2台で走ったのですが、どうしても吹き上がりが悪く
(特に低速ではエンスト寸前)なり直線はOKですがコーナーで速度を落とすと
立ち上がりがトコトコトコと原付以下のスピードしか出ません。
なのでスピードを落とす事の無い様に殆どブレーキも掛けずに無理してビビりながら
コーナーを駆けて抜け深夜のR41を走り飛弾高山の宿舎まで到着。
(50人くらいの団体の合宿なので我々も宿に侵入して布団で寝ました)

翌日、エンジンを掛けたのですが、まったくかかりません。というよりもキックを
する事が出来ません。? ? ?
そこで、1気筒の方のプラグを抜いてみると、な・な・なんとプラグの着火側がありません。
(約5cmくらいが溶けて無くなっているのです)→信じられん。


再びプラグを交換しましたがエンジンが鼓動する事もありません。
仕方がないので近所のガソリンスタンドに無理を言ってバイクを保管して貰う事に
なりました(翌週に引き取りに来る約束をして)

そこからは、ツレのRZ-Rに2ケツで大阪まで帰りました。
ちなみに、当時は高速道路のバイク2人乗りは禁止されていたので
下道[したみち]を延々と走りました。

翌週、友人(米屋さん)の軽トラで飛弾高山まで行ってバイクを荷台に積んで
枚方に住んでいる友人(鈴鹿の4時間耐久やサンデーレースに出ていたヤツで
普段は青いCB750を乗っていました。こいつは峠では次元が違う走りでメチャ速です)
の家まで運びました。CB750の友人はレースに出ているのですがメカにもめっぽう強く
普段から解体屋から部品を安く買ってきては改造をしていました。

なので解体屋からMVXのエンジンだけを安く(たしか1万円以下)を買ってきて貰い
エンジンをバラしてピストンを交換してくれました。(工賃は無料!)
その時に取り外したピストンが写真のものです。

じゃーん!
3気筒の上部のピストン(穴が開いて壊れたもの)


長々と書きましたが懐かしい話でした。これからもネタが無い時は、
ちょくちょく、おっさんの昔話をしたいと思います。
上の2枚の写真は古いアルバムをひっくり返して見つけたものをスキャンしました。
(ピストンは今回、撮影しました)

明日は箱根だ!